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外資系企業で働くのに必要な英語力

国連や世界保健機関のように、グローバルな専門機関で働く人を「国際公務員」といいます。

国際公務員に必要な知識である「国際関係学」や「国際研究学」を学ぶため、アメリカの学校へ留学をする人は少なくありません。これは、国際公務員の大半が、国際研究学を米国で学んでいるためで、毎年多くの学生が渡米しています。

アメリカ大学への正規留学(短期留学・MBA取得)/NCN米国大学機構

ですが公務員だけに限らず、民間企業においてもあらゆる国籍の会社と取引をするグローバルな企業は少なくありません。このように、世界を舞台に働く国際人となるためには、どの程度の語学力を身に着けておくべきなのでしょうか。

ただ一口に、外資系といっても企業や役職によっても求められるスキルが異なるので、必要とされる英語力も変わってきます。外資系企業に転職する際に必要な英語力について紹介します。

外資系企業で働くのに必要な英語力とは

外資系企業で働くうえでは高い英語力がなければいけないと思われがちですが、求められる英語力は実は環境やポジションにより様々です。

外資系企業の日本支社であれば、日常業務で使用する言語は日本語がほとんどで、英語はあまり使わないということもあります。ただし、逆に外国人が多い職場や、海外とのやりとりが多い環境では当然ながら英語の使用頻度が高くなるため、高い英語力が求められます。

それに加えて、論理的に説明できる、プレゼンできるなどのビジネスとしてのコミュニケーション能力も必要とされます。

必要な英語力の目安

英語を日常的には使わない職場であっても、日常会話程度の英語力を求められることが多いです。

この程度だとTOEIC700点以上が目安で、さらに英語による会議やディスカッションが必要なポジションになってくると、TOEIC800点以上はある方が望ましいです。

しかし、TOIECではコミュニケーション能力までは測れないので、あくまでも目安程度として扱われることも少なくありません。

外資系企業に入った後の英語力

採用時にはそこまで高い英語力を必要とされていなくても、ポジションが上がるにつれ上層部への報告や会議などで相応の英語力が求められるようになるため、就職や転職した後の英語力のスキルアップも必要になります。

転職後に英語力のスキルアップを怠っていると、英語力が足かせとなって昇進のペースが遅くなってしまう可能性もあります。

ただ、求められているのはビジネスのコミュニケーション能力なので、TOEICの点数などにとらわれず、しっかり真意や意見を伝えられるようになることが大切です。

実際に英語を使う場面

外資系企業で働くビジネスマンを対象にとったアンケートで、どんな場で英語を使うのか集計したところ、最も多いのは対面の会話ではなくメールだという結果が出ています。

資料作成などにも英語をよく使うとのことで、会話だけではなく正しい文法やメールの書き方なども押させておいたほうが良いといえますね。