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英文履歴書の書き方

フォーマットについて

英文履歴書は日本の履歴書とは異なり、書き方や書式が異なるので注意しましょう。
一般的な英文履歴書としては「Functional」「Chronological」「Combination」の3種類が存在しており、主に外資系で使用される履歴書となります。

「Functional」は前回の仕事から間が空いている人や、転職を繰り返している人が使う言葉です。
今までの仕事でどんなスキルを身につけたかも明確に記しています。

「Chronological」は一般的な英文履歴書として知られている表現です。
日本の履歴書同様、今までの経歴・職歴を順番に記す形だが、新しい履歴から書くのが英文流。
「Combination」は自分が希望する職種と職歴に関する要約を最初に記載する履歴書です。
そのほかの内容は「Functional」「Chronological」のそれぞれの要所を組み合わせたような形となっています。

書き方のルールとは

英文履歴書の書き方には細かなルールが決められているということをご存知でしょうか?
どれも知っておかないと困ることになりますので、しっかりと覚えておきましょう。

文章を作成する際には、動詞から始めるのが基本となり、不定冠詞やthe、a / an定冠詞は省略して書くのが基本となります。
また、人称代名詞(I、us、they、we、me、youなど)は、省略して使用することになる点に注意しましょう。

履歴書内にて数字を使う場合にはアラビア数字を用い、フォントはArialまたはTimes New Romanを使うのが一般的です。
全体のイメージとしては、より簡潔な文章に仕上げることが大切と言えるでしょう。

履歴書の構成

英文履歴書は主に下記6点にて構成されています。
それぞれ書き方などに気をつけながら作成するようにしましょう。

氏名・連絡先(Contact Information)
職歴やスキルなど(Professional Summary)
アルバイトなどの職歴(Work Experience)
希望職種(Objective)
学歴やその他の欄(Education)

それぞれ順序が決まっているケースが多いとされています。
また仕事を受ける内容によっては、どれが最初に持ってくるかなども指定される場合があるので、用途に合わせた作成を心がけましょう。

その他注意点

その他の注意点としては履歴書に使用する紙質などがあげられます。
履歴書に使用する紙はなるべく上質な紙で、白色(もしくはクリーム色)の物を使うのが一般的です。
その際、あまり薄い素材は使わず、OAにも対応した厚めの紙を使うのがよいでしょう。
細かい部分ではありますが、書類を受け取った相手に対して失礼がないようにすることが大切です。

履歴書の中には自分の長所だけではなく短所も正直に記載することが欠かせません。。
内容が薄いといったことで、面接で指摘を受けないよう、しっかりとした履歴書作成が重要だと言えます。

通常の履歴書とは異なり、その人の個性をしっかりと書きとめることが必要です。
どんな形で過ごしてきたのかをよりわかりやすく書き、人事の方に伝えられるような書類作りが大切だと言えるでしょう。