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世界を相手に戦う時代

世界に目を向けよう

外資系企業で働くメリットは、世界を相手にして自分の実力を発揮できること。
しかし、そのようなグローバルなフィールドで活躍するよりも日本の中で頑張りたい、と考える人もいることでしょう。
ところが、日本企業で働いていても、世界各国のライバルと戦いながら働かなくてはならない時代が来ているのです。

最近、町のコンビニやレストランの店員さんに、以前よりも外国人を多く見かけるようになったことに気付いている人もいるでしょう。
最近は、仕事やスキルアップを求めて海外から日本にやってくる外国の人たちがとても多いのです。
その多くは新興国と呼ばれるアジアの国々の人たち。

かつての日本の高度成長期のように、まさに今伸び盛りの国で教育を受けた彼らはとても能力が高く、しかも勉強熱心。
日本人の多くが苦手意識を持っている英語を難なく使いこなすひとも珍しくありません。
日本人が日本国内の企業に就職や転職をする場合、手ごわいライバルとなるのはこのような海外からやってきた高い能力をもった人材です。

なんとなくで過ごしていると大変なことに

なんとなく高校を卒業してなんとなく大学生になり、なんとなく大学時代の4年間を過ごしてしまった・・・といった学生さんに比べて、自分が何をしたくて日本にやってきたのか、何を学び、この先どうしたいかが明確になっている海外からの人材は、企業にとってとても頼もしい存在。
油断していると、その勢いに押されてしまうかもしれません。

このように、日本国内の企業でもグローバル化はどんどん進んでいます。
油断することなく、つねに世界を意識して自分に何が必要か、自分の能力をもっと生かすためには何をすればよいかを考えることが必要な時代になっているのです。

さらに、インターネットの普及もグローバル化に拍車をかけたといえるでしょう。
現代は世界じゅうのどこにいても、簡単にテレビ電話を使って会議や打ち合わせができますし、書類のやり取りも電子メールを使って一瞬で可能です。

さらにネットから得られる情報はまさに世界中の知識の集大成ともいえ、物理的な距離や言葉の違いのハードルがどんどん下がっているのです。

内向きな性格の人や英語が苦手な人にはいきづらい世の中になったとも言えるのかもしれませんが、考え方によってはこれは大きなチャンス。外資系企業でなくても、世界を相手に仕事をするチャンスがたくさん転がっているということですから、ぜひそれを生かして自分の能力を発揮する方法を考えてみてください。