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どうやって自己アピールをするか

実力勝負の外資系の世界

転職面接においては、いかに自己アピールをしっかりするかという点がとても重要になります。
多くの日本人は自己主張することが苦手であったり、自分を前面に出すことに引け目を感じるものです。
それは、日本の学校教育や会社組織の習わしとして、「みな同じ」「出る杭は打たれる」「和を大切に」といった価値観が重視されていくことに由来するでしょう。
子供の頃からみんな同じような服装をして、テストでは正解のない科目であっても模範解答に近い答えを出したものが高得点となり、目立つといじめや嫌がらせを受けるはめになる。
そして、会社に入ってからは自分の仕事が終わっても周囲の人より先に帰るのは申し訳ないからと「つきあい残業」をして、上司が間違ったことをしていても指摘はしない。
さらには自分の勤務先が法令に従わずに不正を行なっていたとしても見て見ぬふりをする。
日本の社会においては、そのような振る舞いが「生き抜くためのスキル」となってしまっています。
そして私たちは幼い頃からそのスキルを叩きこまれ、人生を過ごしてきました。

外資系は実力主義

しかし、外資系企業の社会ルールはこのような日本特有のものとは全く違います。
年下であっても、新入社員であろうと、実力があればその人はより高いポストへと上がっていきます。
そして、悪いことは悪いとはっきり言うのはもちろん、つねに自分の意見ははっきり伝えることが求められます。
そうしないと、「この人は何がしたいんだろう」ということが周囲に伝わらず、仕事のできない人であるとみなされてしまいます。誰も「空気を読んで」はくれません。
必要なことは言葉で伝えないといけないのです。これは、面接の時点ですでに求められていること。
外資系の転職面接においては、しっかりと自分の言いたいことを伝えないといけないのです。
自分は何が得意なのか、今までの会社でどのような成果を出してきたのか、そして、その会社に入ったらどのような仕事ができるのか。
やや自信過剰と感じるくらいでもいいかもしれません。
堂々と、自分の想いを伝えることが、外資系企業においてはプラスの評価となるのです。
日本人の得意な「謙遜」はマイナス要素になる危険性があるので封印しましょう。
「任せてください!」と言わんばかりの勢いで面接に望んで見てはどうでしょうか?